家族がうつ病になってしまった場合

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私は50代のサラリーマンですが、私自身にも家族にもうつ病の既往歴はありません。

ただ、18歳になる長男が、つい最近、うつ病を発症してしまったのです。それまではそのような病気とはおよそ無縁な普通の生活を送っていた我が家でしたが、長男の病気を境にして状況は一変しました。それは私や家内、他の家族にとっても初めての体験となる病人との共同生活でした。

うつ病とは、何とも不可解な病気です。

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健常者にとっては理解に苦しむような症状が現れるのです。

それはともすれば誤解を招いてしまう恐れがあり、そのことゆえに患者は周囲から苦しめられてしまうことさえあるのです。

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病気の苦しみに加えて周囲の無理解の苦しみまで重なると、患者はその二重の苦しみに耐え切れなくなってしまいます。

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私の長男もまた、もう少しでそのような状況に陥ってしまうところでした。

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今では私も家内も、うつ病については随分と勉強して知識も身に付きました。

家族として、どのように接してゆけば良いのかも、主治医から学んだりもしました。

そのおかげで、今は長男の病状も安定しています。

こうした自分の経験から実感したことは、もしも家族がうつ病になってしまったら、その時には落ち着いて見守ってあげることです。

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そして一日も早く、専門医の診察を受けさせましょう。

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その後は先生のご指示を仰ぎつつ看病します。


具体的には、たとえ患者がどのようにネガティブな言動をしたとしても、それを真に受けてはいけません。

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家族はあくまでも冷静に落ち着いていなければならないのです。

なぜなら、もしも家族がうろたえてしまったら、患者の回復は確実に遅れてしまうからです。
また、根拠の無い楽観や悲観も禁物です。家族が患者の様子を見て一喜一憂することは、患者にとってマイナスになることはあっても、プラスになるようなことは一つもありません。それから「頑張れ」など、安易な励ましも逆効果になってしまいます。うつ病からの真の快復に向けて、患者を長い目で温かく見守ってあげることが大切です。

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